「エッセイ」とは、「自由な形式で、あるテーマをめぐって書かれた散文」のことを言います。つまり、「思ったこと、感じたことを、自由なスタイルで書く文章」または「文芸の形式の一つ」なのです。
自由なスタイル・自由な内容を書けば良いので、極端な話、自分にしかわからないメモ的な文章でもいいわけです。
しかし、せっかく「エッセイ」として書くのですから、他人の目に触れることを前提に、書くとよいでしょう。
他人が見て「わかりやすい」「面白い」などを含め、読み手にきちんと伝わるような書き方をする必要があります。
「エッセイ」には、万人に起こりうる日常の些細な出来事をいかに面白く書くかが重要となってきます。
小説や物語などのフィクションとは異なり、「エッセイ」は、自分で見たこと・聞いたこと・感じたことを自分なりに深く掘り下げて、できるだけ簡単・明瞭な形で表現します。
「エッセイ」の書き方がわからなければ、まず出版されている「エッセイ」を読んでみましょう。
そうすれば、どのように書けばよいのか、つまり実際に自分が経験して感じたことを、簡単・明瞭に書けばいいのだと気付くでしょう。
無理に面白くしようとか、難しく考えずに、自分が他人の「エッセイ」を読んで感じたことをそのまま生かせばいいのです。
「エッセイ」を書くにあたり、普段から些細なことにも注意を向けて生活することが大切です。
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